2020年7月15日水曜日

当会【児童生徒ワイド補償制度】について

 はじめに  当会の「児童生徒ワイド補償制度」の案内は、児童・生徒の万が一の

事故によるけがや自転車で第三者にけがをさせてしまった場合の賠償責任など、

加害者や被害者になってしまった時に備えて、保護者の皆さまのご家庭で「賠償に

係わる保険」に加入をしているかの点検をしていただくものです。


高額な賠償金額の支払いの発生などの社会的な流れに伴い直面する問題に、保護

と学校と協力しながら、毎年補償内容の点検をしておりますが、一部の新聞報道

にあるような営業活動をしているものではないことをご理解いただきたいとおも

います。

  昨今は自転車事故により1億円近い賠償金額の事例が発生しております。

 また、自転車事故多発を受けて施行された「埼玉県自転車条例」「さいたま市自転

車のまちづくり推進条例」では、自転車保険加入が義務化されました。

 当時、市内小中学校において自転車保険加入率の調査を行った結果、半分の家庭

が無保険状態であったことが分かり、「経済的に困難な家庭でも加入ができる保険

をつくってほしい」という現場の声を受け、団体契約により割引率の大きい安価な

補償プラン、賠償だけではなく病気でもカバーできる生命保険のような補償内容の

プランなど、各家庭において必要な補償が選べるようになりました。


  大切な事は、さいたま市から無保険家庭を出さないこと。そして、不慮の事故によ

る賠償責任から子どもたちを守ることと、子どもたちが安心して生活を送ることが

出来るように、年に一度PTAと学校と協力をして、各家庭における保険加入の点検

をすることです。今後とも、年1度の点検のお願いを続けますので引き続きご理解ご

協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

さいたま市PTA協議会会長 

岡野 育広